歴史街道いづみ路 南山城村・田山花踊り・六地蔵石仏


室町時代には、南北朝の内乱のきっかけとなった元弘の乱では南山城地域は戦場となり、笠置山寺を焼失させ、貴重な摩崖仏は消失しました。
その中から国人と呼ばれる村に住む武士が台頭し、勢力を伸ばしました。
15世紀後半の応仁・文明の乱は再び山城地域を戦場としましたが、 国人を中心に結束した人々は、軍勢を追い出し地域の自治を行いました。
これがいわゆる山城国一揆です。
江戸時代には、山城地域は豊かな農村地帯となり、木津川水運を利用して、年貢米、木柴・薪・炭、柿渋などを伏見・京都に積み出し、肥料・塩・しょう油など必需品を運び上げました。
また、「京都ゆうゆう宇治田原読本」でも紹介させていただきました「永谷宗円による煎茶製法の改良」によって、山城地域を中心とした地域で作られるお茶は、「宇治茶」と呼ばれ、全国にその名を知られるようになりました。
山城地域は、気象・土壌・地形などの自然条件が、お茶の栽培に適合しており、それぞれの地域性を生かして煎茶・かぶせ茶・玉露・碾茶など各種の茶生産が行われています。
木津川の源流地域とも言われる南山城村(みなみやましろむら)は、京都府相楽郡にある村で、京都府唯一の村となっている。

南山城村には、国道163号線から、恋路橋を渡り、昔から子授けの神として、また婦人病を除く神として信仰されており、後醍醐天皇の寵姫が祀られている戀志谷神社。

毎年11月3日に行われる京都府指定無形民俗文化財【田山花踊り】が奉納される諏訪神社。

そしてその近くには、多くの石仏・子安地蔵・如意輪観音、茶屋出地蔵立像石仏(室町中期の造)、だんだ坂の二尊磨崖石仏、華将寺跡磨崖仏碑、高尾の佛谷・不動明王磨崖仏があります。
また、北大河原には「阿弥陀六地蔵磨崖仏(隠れ地蔵)、野殿には、旧道磨崖仏、野殿・福常寺千体佛、野殿・六所神社、中山峠-石仏などがあなた様のお越しをお待ち申し上げています。

最近の話題は道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」です。
京都でたったひとつの村、南山城村。山に囲まれ、中央に木津川が流れる自然豊かなところ。
三重・奈良・滋賀に隣接し、多様な文化が入り混じっています。その中で村人がせっせと生活を営み続けてきた結果、産まれたものがあります。それを「村のダイジェスト版」として発表する場が道の駅です。山一面に広がる茶畑。米・野菜・保存食を自給自足してきた生きる知恵。家族のためにつくってきたごはん。どれも自然の恩恵を受けてつくりあげてきた、村人の知恵と想いが詰まった「確かにこの土地で産まれたもの」です。私たちはこれらを「つち(土)のうぶ(産)」と銘打ち、こだわりの品をそろえる、わざわざ来ていただけるような道の駅にしていきます。「茶どころなのでやはり、この道の駅の見どころはお茶。品物はお茶を中心に地域の農産物を揃え、名前も『お茶』『京都』『南山城村』というのがパッと伝わるように『村茶』という名前の地域ブランドを作り、隠れたお茶の里をアピールしています。」