歴史街道いづみ路 浄瑠璃寺・岩船寺・当尾の石仏群

平安時代になると、観音信仰の海住山寺(木津川市加茂町)や阿弥陀信仰の浄瑠璃寺(木津川市加茂町)などが信仰を集めました。

阿弥陀信仰の浄瑠璃寺は国宝の阿弥陀如来像を九体も安置しています。(別名九体寺の由来)
さらに、国宝・木造四天王像、国宝・三重塔。

重要文化財に至っては、厨子入木造吉祥天立像、木造地蔵菩薩立像(像高157.6cm)、木造地蔵菩薩立像(像高97.0cm)、木造馬頭観音立像、木造薬師如来坐像 ? 三重塔本尊、三重塔初重壁画 16面、石灯籠 2基 ? 南北朝時代、浄瑠璃寺流記事(附:浄瑠璃寺縁起)- 南北朝時代などがあります。また、【特別名勝・史跡】として「浄瑠璃寺庭園」があります

浄瑠璃寺の近くには「岩船寺」があり、奈良時代、聖武天皇の発願により行基が鳴川の地に建立した阿弥陀堂がその前身であるといわれていて、創建年次については天平元年(729年)もしくは天平勝宝元年(749年)であるようです。
鳴川にはその後、空海(弘法大師)が善根寺(鳴河寺)を建立し、空海の甥であり弟子でもあった智泉が、嵯峨天皇の皇子誕生を祈願して、善根寺の東禅院灌頂堂に報恩院を建立したといわれています。
その報恩院を弘安2年(1279年)に現在地に移し、同8年(1285年)に落慶供養を行ったのが岩船寺です。
重要文化財の三重塔、十三重石塔、五輪塔、石室、木造阿弥陀如来坐像、厨子入木造普賢菩薩騎象像。境内の裏山の白山神社本殿、などを有しています。



鎌倉時代から室町時代にかけて、加茂町当尾に代表されるたくさんの石造仏が造られました。



たかの坊地蔵、やぶの中三尊、阿弥陀地蔵磨崖仏、岩船寺境内石仏、笑い仏、大門仏谷如来形大磨崖仏、首切り地蔵、あたご灯篭、弥勒磨崖仏、水飲み地蔵、クワ地蔵などがあります。